脳情報工学研究室Neural Engineering Laboratory

H30 オープンハウス news

8/27(月)~8/31(金)
オープンハウスが行われました。

今年度は9名の学生が参加し、3グループに分かれて与えられた研修テーマに取り組みました。


テーマ1<脳信号を使ったロボット制御>
近赤外分光法(fNIRS)と呼ばれる脳の情報計測装置を使い、脳の賦活状態を推定し、その推定値を使ったロボットアームの制御を体験しました。

初めて扱う、脳情報に苦戦しながらも真剣に取り組んでいました。

テーマ2<ロボットアームの手先軌道計算>
最適化規範の1つである躍度最小化規範に従った手先軌道の軌道計画を学習し、2関節のマニピュレータを例に、手先軌道、関節角度等の計算を、C 言語を用いてプログラミングしました。

先輩のアドバイスを集中して聞き、プログラミングを進めていました。

テーマ3<筋活動解析による手の運動判別>
ヒトの手や腕の運動を行っている時に筋から電気信号(筋電信号)を計測する実験を行い、その計測データを基本的な機械学習アルゴリズムを用いて解析することで、どのような運動を行っているかを判別する。

5日間で計画→実験→解析→まとめをゼロから行うハードなスケジュールでしたが、なんとかやり遂げることができました。

これらの実習を通して神経情報処理について、面白いと思っていただけたのなら幸いです。

また、2日目には歓迎会も行いました。実習に来た学生たちは、技大や長岡についてたくさん質問をしていました。

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